クロスカントリースキー

今日はクロスカントリースキーの練習にスノーハープに行ってきました。

スノーハープは長野オリンピックのクロスカントリー競技会場です。

まだ正式オープンはしていませんが、練習するには十分の積雪量です。

私がクロスカントリースキーをかじったきっかけはテレマークスキーレースのスケーティングセクションを早く走れるようになるためというトレーニングが目的でした。

しかし、仕事をしながらテレマークのレースをやるとなるとレースとその練習だけでほとんどの休日がうばわれ、クロスカントリースキーはほこりをかぶって眠っていました。

先日もお話しましたが、レースに精力的に参戦しなくなってからは時間がたくさんできて、一日をクロスカントリースキーに費やすことができるようになり、どんどん楽しさに引き込まれていったのです。

クロスカントリーの楽しさを周りの人々に伝えたいと思い、指導員の資格に興味をもったのですが、指導員検定を受ける為には1級を取得しなくてはならなく、1級を取得するためには2級を取得しなければならないということを知り、思い立った数日後の2級検定を受検したのでした。

2級取得後すぐ、1級受験を申込み、検定制度を知ってわずか2週間ほどで無事1級ホルダーになりました。(級別の検定会は全国でもスキーほどたくさんないので私はたまたまタイミングがよかったようです)

さて、今日2013年のオフィシャルブックを開き、よくみてみたら今シーズンの指導員検定の申込みは12月20日締め切り。日本テレマークスキー協会の仕事でばたばたしている間に受験のチャンスをのがしてしまいました。

今年は、テレマークスキースクール立ち上げということでやることもたくさんあるし、来シーズン受験を目指し、理論から徹底的に勉強していきます。

この勉強がテレマークの指導に生かされるであろうことは確実なので期待していてくださいね。

 

スキーやスノーボードの経験なく、テレマークを始める方は足下が滑ることがとても怖く感じることでしょう。

Quatre Saisonsではテレマークの導入段階でクロスカントリースキーを使用することがあります。まず、雪になれてもらい、足下が滑る感覚を味わってもらいます。

エッジのないクロスカントリースキーは普通のスキーのかなりの上級者でも最初ふらふらと滑れなかったりするのですが、だからといって難しいわけではありません。不安定だからよく転びますが、エッジのひっかかりがないので、転んでも骨折等大きな怪我にいたることは非常に少ないのです。それにたくさん転ぶことによって転ぶことの恐怖感をなくし、上手な転びかたを身につけて、テレマークスキーを履いた時に怪我をしにくい転び方ができるようになります。

転ぶ転ぶじゃやりたくなくなりますね。

テレマークの導入としてのクロスカントリースキーはここで終了、このあとはテレマークスキーを履いていただくのですが、テレマークスキーがとても安定感のある道具だということを実感することでしょう。その先もクロスカントリースキーをやりたい方には奥の深さをお教えします。

今日はここまで、また時々クロスカントリーについてお話しますね。